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麻布十番の共同住宅
   共用部リノベーション

用途:店舗・住宅

規模:約1,527㎡ 地上7階

構造:RC造

所在地:東京都港区

壁と開口のコンポジション

 麻布十番にある築30年ほどの鉄筋コンクリート造の共同住宅の共用部のリノベーションの計画です。

 1階のエントランスホールは、管理人室を縮小し、エントランスホールを拡張するために、非耐力壁の解体を伴う改修計画を行なっています。

 広がったエントランスホールには、新しい管理人室の扉と窓、既存のエレベーター扉、既存のゴミ置場の扉が面している状況ですが、これらの新旧開口部を幾何学的に壁面のデザインの中に取り込み、混ざり合わせながら新しいファサードを生み出すことを意図しています。

新旧のコントラスト

 一方2階から7階の共用廊下は、既存の仕上げのやり変えに加え、インターホン配線隠しと部屋番号札を兼ねたステンレスのパネルを既存に対比させ、新旧のコントラストの中に変化を与えるデザインとしています。

​ ステンレスパネルは天井面に300ミリ折り返し、天井面に設置しているダウンライトと関連付けたデザインとすることで、各住戸前にリズミカルに配列されながら、街灯が並ぶような雰囲気を作っています。

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